葬儀というのは、亡くなった人の式典になってきますけど、すぐに準備に取り掛かるようになります。他の式のようになかなか時間に余裕がないというのが一般的です。そこで、参加してほしい人には葬儀をする事になったら、早めに連絡していきます。
親族や身近な親戚が県外にいれば、そちらを優先的に伝えて、葬儀に参加できるような状態にしておきます。メールだと相手がいつ見てくれるのか分からないですので、なるべく電話で伝えて行くのがお勧めになってきます。
電話の方が早く伝わり、しかも手間もかからないですので良いです。伝えるのが遅くなりますと、葬儀に参加できなかったり、葬儀までに間に合わない可能性があります。その点を意識して早めの行動を心がけます。また、急いで連絡する事になると、伝え忘れが起こる可能性がありますので、そういう事がないようにします。
医学の発展のためにと、献体を希望する人も存在します。死してなお誰かの役に立てると言うのは素晴らしいことと考えてのことでしょう。ただ、献体の連絡は当然ながら遺族が行わなくてはいけません。それも、のんびりしているヒマはないです。
死後24時間以内に連絡する必要があります。どこに連絡すれば、誰に何をどう伝えればいいか、献体の手順などを遺族は分かっておかないといけません。手順は基本的に、葬儀が終わった後に遺体を火葬場に搬送せず、病院の車に乗せます。
献体をする場合は、葬儀をしなくていいと思っている人がいますが、そんなことはありません。また、献体したのだから遺骨が戻ってこないのは仕方ないと考えている人も多いですが、それは間違いです。遺体は解剖された後に火葬されて、遺骨となって戻ってくるので心配はいりません。